みずの備忘録

どこかの国公立大の理学部生。ジオがすき。いきものも好き。

私の嫁 〜嫁の手料理〜

 

私には中高時代からの親友がいる。名前を「嫁」という。

勿論嫁というのは本名では無いが、私は親しみと尊敬、憧憬の念を込めて彼女のことを嫁と読んでいる。

 

嫁との馴れ初めを書くと長くなってしまうので、また次の機会に書こう。

今回書きたいのは、嫁と遊んだ話である。嬉し過ぎて記憶に留めて置きたいので、ここに記しておく。

 

2021.2.24

この日、私の前々からの『海辺で夕日の写真撮りたい』という希望で、某浜辺とその近くにあるショッピングセンターに行った。

 

電車に揺られること1時間半、某駅に降り立ち、その浜辺まで歩く。

海辺ということもあるのだろうが、風が強く寒い日だった。

浜辺をうろつき、積もる話をし、1時間ほど経ったあとご飯を食べることになった。

 

嫁『前回のリベンジ(※1)をしたくて、』

 

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カバンから出てくる、

やかん、マッチ、カップスープ、お茶パック、きのこの形をしたロウソク、天然水、シングルバーナー……

 

小さいカバンに入っていたとは思えないほどの、いろんな物が出てくる。

 

嫁「どうしてもリベンジをしたくて持ってきてしまった。家で昨日ちゃんと火がつくか試してきたので多分大丈夫!!」

 

やかんに水を入れ、強い風から火を守る事30分。

無事にお湯が沸いた!!そして沸く会場。夏のリベンジを果たせた。冷たい風の中で食べるレトルトリゾットは美味しかった😋

 

ご飯食べた後、近くのショッピングセンターをうろうろ。

嫁とお揃いのブラウスとスカートを買った…!!嬉しい😃

友達と服買うの初めてだし、しかも誰かとペアルック的なことをしたのも初めてなのでとても楽しい思い出となった。

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そして海辺で写真撮りまくった。嫁が可愛すぎて写真が捗った。もはや恋人的な写真ばかり撮って。私はもうデレデレしていた。

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そして日も沈み。嫁のお家で夕食をいただくことになった。嫁のお家に行くのも初めてだし、嫁のご家族に会うのも初めてだし、嫁のご家族に紹介してもらえるということはもう結婚も近いのかも知れない!!

 

そしてここで、衝撃を覚えた。

嫁のお母様のお料理がめちゃくちゃ美味しい。普段自分が、手抜きの自炊しかしてないせいもあるだろうが、クオリティ高すぎる。

 

メニュー

・ハムとキュウリの酢物

・卵と椎茸の中華スープ

牡蠣と春雨入りの春巻き

・付け合せのレタスとトマト

・エビチリ

・おこわ

嫁のお手製の牛乳プリンとチーズケーキ

 

中華なぞ、家で作るどころか親が作ってくださった経験もないので、感激した。しかも全てめちゃくちゃ美味しい。

そして1番驚いたのは春巻き。私の親は揚げ物作らないし、牡蠣も買わない。なのでとても驚いた。

それに実は、私は貝類はあまり好きではない…。ここ数年で多少食べられるようにはなったものの、貝類は嫌いなもののひとつだった。牡蠣も勿論嫌いだったし、貝類を食べられるようになってきた後も、食べる機会が殆どない且わざわざ食べたくない、という理由で食べなかった。

このような背景があったのだが、人の家に招かれてる身だし、流石に食べない訳にも行かないので春巻きを食べた。

 

……

…………

美味しい!

 

えっ、牡蠣めちゃくちゃ美味しくないですか!?

ここに来て苦手な食べ物がひとつ減った。春巻き美味しすぎるし、苦手な食べ物が減ったし、嫁のお母様には感謝しかない。

ありがとうございました!

 

そしてデザート。

なんと嫁、私が来るからと言って、2種類もデザートを用意してくれたらしい。

かわいい女の子が自分のためにデザートを作ってくれる経験なんて、めちゃくちゃ貴重じゃないですか!?? 

 

これまた美味しいんですよ。牛乳プリンなんか家で作った事ないし。いい感じにトロトロ柔らかくて。作るの難しいんだろうな。

チーズケーキ。ケーキなんか私作ったのは何年も前ですわよ?? しかも私が作るより美味しそう!

あー…かわいい女の子が私のために美味しいデザート作ってくれたという事実だけで私あと10年ほど生きていける気がします…よめぴすき…

 

嫁がいつ下宿先に来てもいいように私も料理頑張ろう!

 

 

 

 

(※1 半年前に、彼女の自作アルコールランプでお湯を沸かし、レトルトカレーを食べようとしたのだが、上手いことお湯が湧かなかったのだ)

ご飯を炊きすぎた話

2月11日昼

お米と古くなりかけた菜の花を消費したかったので、ツナと菜の花の炊き込みご飯を作った。

 

材料:

菜の花

ツナ1缶

ご飯2合

醤油 大さじ3

料理酒 大さじ1

だしの素 少々

 

夜ご飯として、炊き込みご飯をお茶碗2杯ほど食べた。美味しかった!

 

2月12日

この日は昼から写真部の部活の同期と顔合わせ&昼ごはん&写真撮影会の予定。

緊張のためか食欲はわかず、余った菜の花でバターソテーを作ってかき込み

 炊き込みご飯を口をつけずに冷蔵庫にぶち込む。

撮影会が終わって家に帰ってもお腹空かなかったのでご飯はそのまま放置。

 

2月13日

この日も友人と文学館に行く予定。お腹空いてなかったし、なんやかんや出かける準備をしてたためこの日も何も食べず。

余ってる炊き込みご飯食べなきゃヤバい……!!といいながらも、夜ご飯はその人と一緒に外食。

なんやかんやそのまま友人を家に泊めた。

 

2月14日

友人と昼まで家でゴロゴロして、友達が帰るまで何も口にしなかった。

友人帰ったあとも、食欲無かったし眠かったのでゴロゴロしてた。夜になって漸くオレオを食べた。もう、炊き込みご飯がどうなってるかなんて考えたくなかった。

 

2月15日朝

流石に炊き込みご飯と向き合わなきゃいけない気がして、久しぶりに冷蔵庫をあける。

お茶碗にご飯をよそってレンチンする。

 

……味は美味しい。けど、表面が固い。

うん、、頑張って食べよう……

 

そして夜。

昨夜食べかけだったオレオを食べる。ご飯これで終わらせたかった。

しかしもうすぐ帰省するのにも関わらず、炊き込みご飯を含めて冷蔵庫で使われるのを待っている食材があるのを思い出し、恐る恐る冷蔵庫をあける。

11日に買ったおでんセット、傷みかけのキャベツ、はんぺん、ちくわぶが出てきた。しかも賞味期限14日の。ああ、やらかした……

ひとまず全て鍋にぶち込む。現在深夜0時。

おでんは美味しかった。炊き込みご飯に関しては見ないふりをした。そして薬を飲み、寝た。

 

現在:2月16日 昼

炊き込みご飯を片付けなきゃ行けない。私は明日には帰省しなきゃならんのだ。

ひとまずお茶碗によそい、レンチンする。

味は美味しい。特にツナが。決してお米ではない。ツナが美味しい。そしてこの前食べた時よりもさらに固くなってる気がする。

昨夜つくったおでんを流し込む。おでん美味しい。おでんに勇気を貰いもう一口炊き込みご飯を食べる。

ダメだ。俺は弱い人間だ。コタツに潜り込み、ブログを書きはじめてしまった。夜ご飯を食べたくなった俺がまた炊き込みご飯を片付けてくれると信じて……。

屍者の帝国〜伊藤計劃×円城塔〜

今回読んだのは屍者の帝国伊藤計劃の本は高校の時からずっと読みたいと思っていたので、今回漸くその願いが叶った形だ。

 

文庫本サイズで500ページを超えており、テーマも中々難しかった。

まず舞台設定は1800年代後半。歴史改変SFや、時代小説という分類でよいのだろうか。

屍者復活の技術が全欧に普及しており、屍者は所謂ロボットのように産業のあちこちで使われている。物の生産から兵士まで、生活に浸透している。屍者と生者の違いはなんと言っても意志(魂)を持つかどうかの違いだ。屍者は命令通りに動くのみだ。

また、屍者化が出来るのは人間の死体だけで動物には出来ない。それは動物には魂がないからとされている。

なるほど、わかるようなわからないような。

 

主人公は医学生のワトソン。優等生の彼は屍者化技術についての研究をしている教授に目をつけられ、大英帝国の諜報員となってアフガニスタンにわたり、屍者の帝国を作ろうとしている人物であるカラマーゾフと会う。そしてワトソンは、彼から最初の屍者である「ザ・ワン」とザ・ワンを生み出したフランケンシュタインが書いたとされる「ヴィクターの手記」を探すよう依頼を受け世界を駆け回る。ザ・ワンがほかの屍者とは違うのは人間と同様に意識や意志を持つことである。そのザ・ワンとはどういう存在なのか、何が目的なのか、そして人間とは?私とは?

というのがざっくりした物語の概要である。

 

死者と生者の違いは何か、生命とはなにか、私は誰か、意識とは何か……そんなことを深く考えさせられた。

 

とりわけ心に残った言葉を書き残そう。

「鶏は卵が卵を産む手段にすぎない」

「生命とは、性行為によって感染する致死性の病」

「辞書は辞書自体で意味を持つかね。ただの循環があるだけだ。ある言葉がほかの言葉を定義し、その言葉は別の言葉を定義している。辞書という世界の中では、本質から切り離された循環が永遠に空疎に回り続ける。人間が魂と呼ぶのはその循環の中の流れ、存在の大いなる循環だ。起源は原理的には存在しない。鶏が卵を産む。卵が鶏を産む。原初の卵は存在したことがなく、宇宙の開闢(かいびゃく)を告げた鶏はいない。」

 

「鶏が先か、卵が先か」や「私が蝶になった夢を見ているのか、それとも蝶が私になった夢をみているのか」

有名なこれらの言葉は私が好きな言葉の一部だが、この本を読むうちにふとこれらの言葉も思い出された。

 

1番心に残ったのは、ワトソンがザ・ワンを見つけてザ・ワンが屍者とは何か、人間とは、意識とは何かについて語るシーンである。

 

ザ・ワンは屍者の研究をしていて、自分と同じような存在の花嫁を作る事を目的のようだった。(というのも、ザ・ワンの消息は最後不明になり、その目的も本の中では明確に語られていないのだ)

ザ・ワン曰く私たちの意識を形作っているのは体内に住む菌核だと推測している。菌核の意志によって私たちは行動してるとも。動物が屍者化を受け付けないのは、単にこの菌核が動物に対してなんの影響も与えないからだと。

一方、最初ワトソンを諜報員にした教授の一人はそれを菌核ではなく言葉だと語っているので、どちらが正しいのか本の中でも分からないが、個人的には菌核説を面白いと思ったので、ここでは菌核説を前提で書く。

ザ・ワンが屍者を操れる(途中屍者を操りワトソン達を攻撃するシーンがあった)のも、屍者の言語、否、正確には菌核の言語を理解しているからと語る。

通常、菌核は人間が死ぬと共に死に、意志を持たない死者となるが、屍者化技術を受けて屍者の中で生き続けるようになれたという。菌核は宿主が死んでも生き続け、屍者を増やそうとする「拡大派」とこれまでのように宿主が死んだら自身も共に死ぬという「保守派」、そしてその他多様な考えの菌核があると言う。

拡大派がもし多数派になれば、生者の中の菌核の拡大派が生者を乗っ取り、生者を「屍者化」することになるだろう、とザ・ワンは語る。もしそうなれば、誰もが同じような思考・行動をする屍者の帝国になると。争いは決して生まれないと。しかしそんなものは人間にとっても良くないし、菌核にとっても良くないだろうとも。

そしてザ・ワンはワトソン達の目の前で菌核の「拡大派」との対話を試みるのだ。

 

読み終えた時の感情を上手く言語化出来ないが、どこか悲しいのにとても感動した。この時の感情はどうしても憶えておきたいものだ。

Catching fire ~How cooking made us human~

※ I wote about the book in Japanese before. This version is English and what I wrote is same as the Japanese version.

mizu-rainforest.hatenablog.jp

火の賜物―ヒトは料理で進化した

火の賜物―ヒトは料理で進化した

This book is memorable for me because the book made me be interested in evolution and bones.

The first time I read it was because I happened to find it in the library when I was at three years in my junior high school and picked it up. After that, I used to borrow it from the library again and again. Now, I had a fateful encounter the other day and I have this book.

In other words, one professor in other campus who researches about geomagetism gave me the book. When I said , ’’Ohhhh,This book influenced me a lot!'’ he replayed ,‘’Then I'll give it for you. I read the book for writing thesis but I don't need it anymore.'’

As the title suggests, it's about how cooking with fire affected our ancestors, and for that matter, how cooking made us human.

What was interesting to me personally was that cooking has a great influence on a wide range of things such as our skeleton, digestive organs, and brain volume.

For example, by softening food by cooking, the time spent on chewing can be reduced and the time can be spent on other activities.

As you read it, it's fun to see how cooking has evolved into humankind.

どういうことかというと、ご縁があって教授から、地学関係の本や標本をいただくことになったのだが、そのとき先生が見せて下さった蔵書のなかにこの本があったのだ。ありがたいし、運命的な出会いだなと勝手に思っている。その教授からいただいた本は面白そうなものが多いし、読み進めたらまたここに書いていこうと思う。

標本バカ/川田伸一郎 (Hyohon-baka /Shinichirou Kawata)

 Hi, It's colder and colder these days. I don't want to leave from my bed.

 

 Today I'll tell you about the book, 「Hyohon-baka」.

Hyohon means 'specimen' in Japanese. Also, baka means 'crazy'.

The author worked as mammal researcher at National Science Museum.

 He loves to collect carcass and make specimen. In the book, the role of national museums and his daily life about specimen is written.

標本バカ

標本バカ

  • 作者:川田 伸一郎
  • 発売日: 2020/09/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  To begin with, why I seleceted the book is simply I like to natural history. When I first found the book on the Internet, I felt like to read it. Now, I'm glad to have read the book.

 

 Personally, I thought it interesting that which specmen be to be classified into lucky round number like 30000. *1

For example, 30000th specman is Giant panda (Ailuropoda melanoleuca) named huei-huei. 100th is Japanese wolf (Canis lupus hodophilax).

He also points out that the number of ribs are different between mammals. 

 

From the book, I feel his enthusiasm for specimens a lot. He is cool and I can't

imitate him!!

After finishing reading, I understand more about specimen and museum.

 

 

 

*1:日本語でいうキリ番

狭き門/アンドレ・ジッド

《力を尽して狭き門より入れ。滅びにいたる門は大きく、その路は広く、之より入る者おおし。生命にいたる門は狭く、その路は細く、之を見いだすものすくなし》

 

はろ。

今回はスマホから投稿してみた。機能制限あるようだ。使い方よく分からない。

私はあまり古典文学は読まないタチではあるが、友達と輪読することになった影響で読むことになった。



 

🐾概要

狭き門は1909年に発表されたジッドの代表作だ。

一言で言うと狭き門は恋愛小説だ。語り手であるジェロームと、その従姉のアリサが主な主人公だ。幼い頃から2人はお互いを深く愛し合っており、ジェロームはアリサに結婚話を持ちかけようとするが、アリサはキリスト教の信仰のために結ばれようとはしない。2人は信仰と結婚して幸せになることの狭間で葛藤する。最終的にアリサは病気で亡くなってしまった。アリサの日記が遺されており、そこにはどれだけジェロームを深く愛しているかや信仰と愛との葛藤が書かれていた。それを読んだジェロームは一生誰とも結婚しないと決める…というのがざっくりした概要である。

 

🐾感想

正直な感想を言うと「難しい」だった。キリスト教を信仰している人間なら、ジェロームを愛しているのにも関わらず敢えて彼を突き放すような行動をとったアリサを理解出来るのかもしれないが、私はキリスト教信者ではないしちゃんと理解出来なかった。

その上での私の意見や感想を述べる。(間違ってるかもしれないけど…💦)

 

アリサとジェロームはほぼ遠距離恋愛のような状態であり、しょっちゅう手紙のやり取りをしていた。最初こそ手紙のやり取りは順調だったが、途中から2人の考え方にすれ違いが生じてくる。アリサは神に近づく為には、ジェロームとの愛は障壁になると考えるようになっていったように思えた。一方、ジェロームはアリサ無しの人生は考えられない、徳を積むのはアリサと一緒になる為だと思っているようだった。

 

私が読みとれたのはこの程度だった。(文学的素養のNASA…)

 

これを伝えると友達は更にこれに言及してくれました。

 

最初はジェロームもアリサも、2人で一緒になることを望んでいたしそうなろうとしていた。しかしアリサは、恋によって満ち足りた気持ちが絶望に変わり、自分が他の幸福のために生きているのだと確信するようになった。そして愛は徳を積むことへの妨げにしかならないことに気がついた。

「わたしたちは、幸福になるために生れてきたのではないんですわ」

「神さまを得ようと思ったら、誰でもひとりでなくてはいけないのよ」

そしてジェロームと二人で並んで歩くには狭すぎる門に一人で入ることを決意したのだ。

 

🐾狭き門を読んで

アリサの日記の記述でとにかく、ジェロームへの愛を感じられた。愛しているが故に自分からジェロームを遠ざけようとする、そういうことはなかなかできるものでは無いと思う。

 

また、とても印象深かったシーンを書かせていただきたい。

 

アリサがジェロームと最後に会った時(その時点で病気で体が弱っていた模様、アリサは死期を悟っていたのかもしれない)

アリサは、自分がこの上もなくジェロームを愛していたことを覚えておいてほしいと言って、アメジストの首飾りをジェロームに渡し、誰かと結婚して娘が生まれたら首にかけてほしいと頼んだ。また、娘にアリサの名前を付けてくれと頼んだ。

ジェロームは結婚する相手はアリサ以外にありえないと、それを断る。

 

本を読み終わってからこのシーンを思い返すと、これはジェロームと一緒になれないアリサのせめてもの願望だったのだろうか、と悲しくなった。

とにかく儚くて純粋な恋愛の話だった。何年後か経って読み返したらまた新しい発見があるかもしれない。また是非読みたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

火の賜物 ヒトは料理で進化した

 少しづつ、読んだ本や好きな本を紹介していこうと思う。 今回紹介したい本は『火の賜物 ヒトは料理で進化した』だ。

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この本は、私が生き物の進化や骨により興味をもつきっかけになった思い入れの深い本。

最初に読んだのは、中三くらいの時に図書館でたまたま見つけて面白そう、と手に取ったからだ。それからちょくちょく図書館でまた借りることを繰り返していたのだが、この前運命的な出会いを果たして今手元にこの本がある。

どういうことかというと、ご縁があって教授から、地学関係の本や標本をいただくことになったのだが、そのとき先生が見せて下さった蔵書のなかにこの本があったのだ。

「この本、すごく影響もらったんですよね」と伝えると

「ああ、以前論文書いたときに参考にしたんだよね。でもその論文リジェクトされたから癪だしあげる(笑)」

と仰って私の手元に来ることになったのだ。ありがたいし、運命的な出会いだなと勝手に思っている。その教授からいただいた本は面白そうなものが多いし、読み進めたらまたここに書いていこうと思う。

話がずれた。本の内容に移ろう。といっても読書感想文は苦手なタチなので下手な文になっているが、お許しいただきたい(保険をかけていく姿勢)

内容は題名の通り、火を使った料理が我々の祖先にどんな影響を与えたかや、さらに言えば料理がどのように我々を人間足らしめたかについてである。

個人的に面白かったのは、料理が我々の骨格や消化器官、脳の容積など多岐にわたってに大きい影響を与えているということだった。

例えば、 料理によって食べ物を柔らかくすることで、咀嚼に大幅に費やしていた時間を減らし、ほかの活動に時間を回せるようになったことである。

読み進めるうちに、いかに料理が人類への進化をもたらしたかがみえてきて楽しい。