みずの備忘録

どこかの国公立大の理学部生。ジオがすき。いきものも好き。

ジョジョの奇妙な冒険 第7巻

サンタナと出会ったジョセフ(以下ジョジョ)。

ハロォ〜

ご機嫌いかが〜〜〜?

ハッピー うれピー よろピくねーー

と探りを入れる。

しかしサンタナは友好的な姿勢を見せるどころか無視をする。

ジョジョはムッときて転ばせようとする。しかしサンタナはその足をヌルッと超えてゆく。そして落ちていた銃を手に取り、

見たことない道具だ、と言いながら銃を分解する。知能が凄い。

ジョジョサンタナの頭をつつく。するとサンタナの怒りに触れたのか、肋骨を自由自在に伸ばし、ジョジョを攻撃する。

(技の名前はリブス・ブレード 別名、露骨な肋骨と紹介されている)

波紋を使って逃げるジョジョサンタナ

おれの……体……に……吸収……されず……はじき……飛んだ

さっき……触れた……脚も……無事のようだ こんな人間……は初めて……出会う……

と訝しむ。

ジョジョは波紋を使って倒そうとするが、波紋が効かない。ストレィツォのマフラーと同じようにサンタナの皮膚はアースになっているようだ。波紋は床に流れた血に反応していた。

波紋が効かない、どうすればいいんだ?というジョジョスピードワゴン

ジョジョ!おまえの波紋はそいつにきいてないわけではないッ

だからこそ 触れたにもかかわらず 喰われずにすんでいるのだッ!

波紋がおまえの体をガードしているのだッ!

と助言する。

ジョジョはナイフを突き刺してそのまま波紋を送ろうとしたがサンタナの体はゴムのようになっていて効かない。

サンタナは異様な方向に曲がる関節で、ジョジョの腹に蹴りを入れ、ジョジョは気絶してしまう。サンタナはそんなジョジョを取り込もうとする。

スピードワゴンは波紋の呼吸をしてくれ!と絶叫する。そして、このピンチに屋敷ごと爆破しようとしたシュトロハイムに、声が聞こえる。

 

山を賭けたんだぜシュトロハイム

皮膚もだめ……

眼ん玉もだめ……

表からがだめなら内部からだ!

一か八か賭けたぜ!

喰う時ならじかに波紋が流せると思ってな!

この取り込む時を待っていたのよ

気絶したふりは作戦なのよー

完璧だぜーッ!

と波紋を送り込む。

サンタナの体は真っ二つと細切れの欠片となる。体内に入ってジョジョサンタナの消化吸収の仕組みを理解する。

それは、サンタナは細胞そのもので細胞一つ一つから消化液を出して相手の細胞を喰っていく、というものだった。

 

その間サンタナの体は肉片がくっついて元に戻ろうとしていた。でもジョジョは計算済み!サンタナの体に鎖を絡ませた!

シュトロハイムジョジョは聞く。サンタナも太陽の光に弱いのか、と。

シュトロハイム曰く、洞窟壁画の文字に

サンタナは太陽の光に弱く、それを克服するために石仮面を作ったという。

鎖の先端を引っ張り、太陽の光を浴びさせようと扉の方にサンタナを引っ張る。呼吸が乱れるジョジョサンタナも抵抗する。体から肉塊を放ってジョジョの足に纏わせた。(ミート・インベイド 別名、憎き肉片)

そのとき、扉までの階段を駆け上がる影が。なんとシュトロハイムだった。サンタナは体からひも状のものをだし、シュトロハイムの足を絡ませる。あと数センチのところで扉には届かず。シュトロハイムは言う。

俺の脚を切断しろッ!!

そうすればあの扉に手が届く!(中略)

祖国のためなら足の二本や三本かんたんにくれてやるわーッ!

男気が見られてかっこいいね、シュトロハイム!(感想)

そして扉を開けたシュトロハイム

しかし、サンタナシュトロハイムの傷口からシュトロハイムの体内に侵入し、生への執着を見せた。

シュトロハイムはいう。

こうなったらおれはもう助からん……

自分ごとこいつを吹っ飛ばす覚悟よ!

 

しかし死ぬ前におまえに言っておきたいことがある……(中略)

現在、我が軍はサンタナの他に"柱の男"をヨーロッパのある場所の地下から発見している……

つまりサンタナはひとりではないということだ!

我われドイツ軍は二千年周期で眠りにつく"柱の男"というせいめいたいの驚異的な能力の謎を追ってきた

近い将来奴らは目覚める

奴らの太陽以外の弱点をつかまぬ限り人類は滅びる!だから我が軍はこいつを実験し調査する必要があったのだーッ!!(中略)

ジョースター 貴様の波紋は弱すぎて奴らをたおせん!

ローマへ行け!ローマに行ってある人物に会うのだ!!その人物はスピードワゴンのよく知ってる人物……

 

人間の偉大さは━恐怖に耐える誇り高き姿にある━

ギリシアの史家プルタルコスの言葉だ

フフフ さらばだ いまいましいイギリス野郎……

と手榴弾で自爆する。

煙の先にいたのはサンタナ。井戸に飛び込もうとするが、ジョジョは呼吸を整え、波紋で拳をぶつけ合う。そのまま井戸に飛び込んだ2人だが、これはジョジョの戦略だった!

真昼の井戸の上からの光と、水面からの反射で両面焼きのハムエッグよ!とサンタナを追い詰める。サンタナは石化する。岩になったサンタナスピードワゴン財団が回収する。

 

スピードワゴン財団にて。そこでは実験がおこなわれていた。

紫外線照射下でヘビをサンタナの岩の元に出す。光をいやがりサンタナの影に入ったヘビは、なんとサンタナに吸収されてしまった。サンタナは死んだわけではなかったのだ……。

また、壁画の文字を解読する財団の研究者たち。それによると、他にも最低サンタナの仲間は4人、そして西暦1938年に目覚めると書いてあった。

 

ローマのレストランにて。イチャイチャしているカップルを見てジョジョはイラつく。ジョジョイカ墨入りスパゲティを男の顔に巻き付けようとする。

しかし、飛ばした麺は、彼が持っていたフォークについてるマカロニの中に刺さって止まる。そしてそのマカロニをジョジョの持ってるワイングラスに飛ばす。

その男も波紋法を使えるのだ!名前はシーザーツェペリというようだ。

 

場面は変わってツェペリ、ジョジョスピードワゴンの3人の会話。

ツェペリはイタリア人として祖父(第1部のツェペリ)の意思を引き継ぎ波紋法を受け継いだという。

また、レストランではジョジョ波紋法を試して見たがガッカリした、こんなヤツと組むのはごめんだぜッ!という。

ツェペリは挑発し、2人は戦う。

ツェペリ曰く、「柱の男」を倒す必殺技があるという。奥義波紋シャボンランチャーといい、シャボン玉でジョジョの体を包む。

やられた、と思ったジョジョだが、

女の子にキスをして波紋の魔術を解くと予想しており、女の子の口から鳩を飛ばしたのだ!

どんなに訓練されてても頭脳戦はジョジョが長けているんだなあ(感想)

 

一方ローマの地下では別の柱の男が目覚めていた。名前をワムウという……。そしてワムウは更に2人を目覚めさせる……

 

人間の会話を聞いていた3人の会話。

サンタナは紫外線照射装置に屈したこと、それはまさか二千年前に滅ぼしたはずの「波紋」の一族の仕業では?と話す。

そしてローマ皇帝が持つと言われて我らがこの地まで探し求めてきた「エイジャの赤石」はどこにあるのかわからない?

とも話す。

エイジャの赤石とは、物語の核心にせまる謎であり、3人が太陽を克服し究極の生物になるため求めるパワー源だと解説がはいる。

 

一方のジョジョ一行。

やってきたのはナチスのマルクという人物。来週彼女と結婚するという。(あーこれ、死ぬ伏線じゃん。)ドイツとイタリアは同盟国にあり、ナチスはツェペリの「波紋」を研究したがっているという協力関係にあるという。

そして「柱の男」の元に向かう一行たち。

しかし、いるはずの見張り番がいない。全員皮状態にされていた。そしてそこに現れる3人の究極生物たち。案内人のマルクがやられる。俺が片をつける!と飛び出すシーザーツェペリ。

ワムウの皮膚をシャボン玉で溶かすことに成功したが、ワムウも頭からワイヤー状の髪の毛?を伸ばして、その風圧でシャボン玉を破った!つまり波紋の原理を知っている……ということになる。

そして彼らはジョジョたちをものともせず、エイジャの赤石を探しに立ち去ろうとする。追いかけるツェペリだが、喉を攻撃され動けなくなる。(呼吸ができなくなる)

またしても立ち去ろうとするワムウたち。

そこに俺がいるのを忘れるなよ!とジョジョ

ジョジョは振り子を取り出し、名付けて「波紋クラッカーヴォレイ!」と言いながらその振り子(アメリカンクラッカーというらしい)に波紋を送り込み……頭に当たった。

練習不足だが見てろ!と、振り子を振り回し始める。

!?!? となってるワムウの顔で7巻は終わる。