みずの備忘録

どこかの国公立大の理学部生。ジオがすき。いきものも好き。

続・ジオパーク紀行1

新しく始めたバイトの交通費支給が300円なのに対して、今の仮住まいの家からバ先までの交通費が往復1400近くかかることと、

青春18切符が2回余っていたので、

思い立って1泊2日の旅行に行って旅行帰りにバイトに行くことにした。

 

今回はそのお話。

 

せっかく泊まるなら、

・遠くにある行ったことがないところ

・桜の時期なので桜が綺麗なところ

・ジオいところ

ということで山陰海岸に行くことにした。

書きかけのブログにあるように、半年前は山陰海岸ジオパーク兵庫県の一部にだけ行った。なので今回は、鳥取砂丘に行こうと思い立った。

 

一日目は鳥取、二日目に城崎温泉に行くと決めるまで長い時間はかからなかった。

城崎温泉に行こうと思ったのは、半月前城崎温泉まで写真撮りに行った部活の同期が

「空いててお風呂が貸切状態」

「桜の時期ならよかったかも」

と言ってたのを思い出したからだ。

 

鳥取砂丘やら温泉やら有名どころは行くとして、他に何があるのか分からないし、ひとつの場所に何時間くらい滞在すれば観光できるのかも考えるのが大変だったので、砂丘までの電車とバスだけ調べ、

(早く起きれたら行ってやろう、行き当たりばったりでも何とかなるだろ)と心に決め寝た。

 

次の日。ちゃんと起きれたのでホテルの予約をした。目的のひとつが桜を撮ることだったので、桜がある場所に近いホテルを探した。当日予約ということもあり、選べるホテルも少なかった。結局鳥取シティホテルという所にした。目の前の川に桜が植わっているらしい。部屋は喫煙室1つしか空いていなかったが、まあ、一晩だけだしいいや、とここで決めた。

 

そのまますぐに家を出て電車を乗り継ぎ、上郡駅へ。青春18切符の対象外だが、存在が気になっていたので智頭急行に乗り鳥取に。始点から終点まで大人1200円。それなりに高いけど、山陽から山陰へ山の中突っ切る電車だし建設もラクではなかったろう、それにこういう地方路線には消えて欲しくないと思ったら妥当だろうか。何気にご当地ピンズも買ってしまった。快く送り出してくれた父へのお土産である。f:id:mizu_rainforest:20210501030817j:image
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上郡から鳥取まで約2時間。特段面白い景色がある訳でもないが、古そうな家やお墓も見えたりして、何やかんや昔からこんな奥にも人はいるんだなあ、とぼんやり考えていた。

途中、恋山形駅という駅が。駅名から恋愛成就と結びつけたらしい、駅舎全体がピンク色で可愛らしい駅だった。恋人がいる人は、行ったら楽しいと思う。

 

そうこうしているうちに鳥取駅へ。驚いたのは、鳥取駅は多分鳥取で1番大きい駅だとは思うのだが、自動改札がなく、駅員さんに切符を見せる方式だった。(勿論交通系ICカードは使えない)

また、駅前を軽く散策したが、駅前でもお店は少ない印象。駅北側には駅を中心に放射状に近い形で幾つか商店街があったが空いてるお店は少なく、あまり賑わってる様子はなかった。

20分ほど散策してからバスに乗り、今回1番の目的鳥取砂丘に向かう。20分ほどで砂丘に着いた。(続く)